前回の四国に続き今回も、絶好の天気となりました
志和口駅前を9:00出発。
県道46号線を関川沿いに関川荘登山口を目指し歩き出します。
幹線道路なのか、車の多い道ですが、歩行者レ−ンがあり、この点は助かりました。

志和口駅から3.7km程先に、この46号線から牛岩地区方面に向かう道路が有ります。
この道路を0.2km程入った左の道脇に”水資源かんよう保安林”の看板。 ここが登山口です。
道の反対側には「二百メ−トル上に駐車場を用意しています。ご利用ください」の立て札もあります。
駅からは丁度1時間で登山口に着きました。
今日は、ここまでで十分足馴らしをしていますので、簡単な打ち合わせ後、すぐ登山道に入って行きます。

関川荘登山口〜馬の背
いきなり急登が始まります。
上にある馬の背と呼ばれる岩場辺りまで時間にして40分程、所々に現れる岩の塊をクリア-しながら、
急な角度で登って行きます。

馬の背数メ-トルに亘る、この細い岩道を通る予定でロ−プも用意しましたが、多人数で時間が、
かかりそうなので中止。 すぐ脇の迂回路を登ることにしました。
この辺りまで登ると、展望が一気に開けます。
はるか下の谷間には県道46号線とそれに並行して流れる関川が見えています。

馬の背南峰〜10畳岩〜槍ケ峰〜権兵衛山
今回のように馬の背から権兵衛山の方へ縦走すると、全体的に標高差で150m程の登りとなります。
距離にして2kmに届かないこの細い稜線の「岩場コ−ス」を行くと、最初に南峰そして槍が峰と
常に、行く手のピ-クが目に入ります。
見た所そんなに遠くなさそうで、すぐにでも到着しそうです。
ところが現実は、途中に多くの岩場の登り下りがあり、これが最初から最後まで
「これでもか、これでもか」といった感じで出現します。ですから、時間がかかります。

このコ−ス,難しい個所には巻き道もあり、普段山歩きをしている人なら大丈夫なのでしょう。
しかし、岩登りの連続は、普段の山行に比べ脚力を消耗します。
ちょっとしたことで足を取られかねません。
崖っぷちなどは常に細心の注意が必要です。
このようなコ−スですから展望は申し分ありません。崖から覗くはるか下の谷間、遠くの山並み。
岩場の好きな人には、なかなかのものでしょう。

十文字〜鎌倉寺山〜十文字〜キャンプ場登山口(下山)
10畳岩で昼食。岩場コ-ス最後の権兵衛山で休憩を取ります。ここから少し下った鞍部が十文字です。
この四差路を右に下ると牛岩地区。左が、今日下山するキャンプ場への下山道。
鎌倉寺山はこのまま直進して登ります。

今まで来た道とは、様変わりした林の中、土の道を10分余り登ると鎌倉寺山山頂につきました。
すぐ北側一帯に群生する”しゃくなげ”に目をやりますが、花は確認できません。
そのうち漸く2つ程確認できましたが、多くは散ったあとかもしれません。
今年は気温の低い日が続いたと言え、やはり6月6日は少し遅かったのでしょう。
さらに今年は裏年でもあったようです。

山頂で一息ついて、十文字まで登った道を引き返します。
峠からキャンプ場登山口までは急な下り道が続きます。
樹林の中を50分程下り、行く手の谷に水が流れ出した頃、右手にキャンプ場の建物らしきものが
見えてきました。
志和口駅までは、ここからさらに30分程田圃の中から、46号線に出て朝とは逆の方向に歩きます。

所在地     広島市安佐北区白木町
ル−ト     志和口駅→
関川荘登山口南峰→10畳岩槍ケ峰→権兵衛山十文字鎌倉寺山
          十文字キャンプ場登山口志和口駅
歩行距離    10km(このうち6kmは登山口までのアプロ−チ歩行)
累積標高差  600m
歩行時間   7時間(休憩含む)
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