今回は湯来町の、大森神社に10:00時集合。
公共交通機関を使う人は、JR五日市南口から広電バスで「湯来ロッジ」行きに乗り、
大森バス停で下車。
しかし、近くに駐車場もあって大半の人は車で来られたようです。
「大森神社境内からの阿弥陀山」 撮影 Nakano
広々として、ひと気の無い大森神社の境内に立つと、西側のすぐそこに、お椀を伏せたような
形の阿弥陀山が、深い緑に覆われて鎮座しています。
頂上の標高は837mで、この大森神社が400m程の高さですから標高差は400m余りです。
どっしりとして、なかなかの存在感です。
「急な登り」 撮影 Nakano
阿弥陀山の椀を伏せたようなこの形は、離れて眺めると、ゆったりとして長閑に見えますが、
外見に反し、山中の登山道は急こう配です。
「遊歩道入口」と書かれた登山口を入ると、程なくヒノキの植林帯に分け入り
すぐ急登りが始まります。
下の方こそジグザグに道が造られていますが、大部分は真っ直ぐで、見上げるような
こう配の道がずっと続いています。
結局、阿弥陀山の頂上まで急登でした。
今年の3月、北隣の東郷山に登った時、 すぐそこに、この阿弥陀山が大きく
そびえているのが見えました。
しかし、樹林の中が、ほとんどの、この阿弥陀山の登山路から、東郷山を見ることは
ありませんでした。
阿弥陀山頂上には、古いコンクリ-トの展望用建物が造られています。
周りの樹木の成長で、ここも以前はあった眺望は、なくなってしまっているようです。
「下りコ−スの大モミ] 撮影 Nakano
891m峰(NTT電波塔)西側の少し先に、今回下ったコ−スの入り口があります。
標識などは無く、小さな赤い杭が立っている所から入ります。
途中、鉄塔の下を通りますが、この道は、どうやら中電の送電鉄塔の保守道のようです。
最初は、なだらかな坂ですが、下るにつれ急な坂になって行きます。
下り初めてから10分余り、登山道脇に大きなモミの木が現れました。
一本だけ飛び抜けてデカク、目測ですが幹回りは3m位。
真っ直ぐ天に伸び、その高さは他を圧倒しています。
3月の東郷山にも、大きなモミの木がありました。
谷を挟んで、それぞれの山に、年輪を刻んだ主のような木があるのは、面白いと思います。
今回はぐるっと周回するコ-スでした。
リ−ダがこの下りコ−スを見つけて下さったおかげで、長い舗装林道を歩くことなく、
土の道だけを歩くことができました。
コンパクトなコ-スでしたが、登リ慨がありました。
そして、麓の舗装林道に降り立った時は、少しばかり達成感すらありました。
|
|