9/16日の朝、大型の台風が沖縄辺りを北上中です。
そこで各地域の天気予報をにらみながら、急遽、行く先を下関竜王山から
東方の道後山に変更しました。
下関に行った場合に比べて、台風からは300kmばかり遠のくことになります。
道後山といえば山野草がイメ−ジされます。
行ってみますと案にたがわず、雄大な草原は、まさに秋たけなわ.。
様々な草花が花開き、初めから終わりまで目を楽しませてくれました。
雨は下山時のほんの一時、パラパラときた程度で、まずまずの天候でした。
「岩樋山へ」 撮影 Nakano
岩樋山を目指して登る道すがら、樹林帯を抜けるとパッと展望が開けました。
下の写真で後方の中央、丘のてっぺん辺りの薄緑色が登山口の「月見が丘駐車場」。
左奥に白く見えるのが「西城町三坂」の地域です。
一番遠くに、かすんで見えている山並みは比婆山連山。
この先、岩樋山から道後山へかけて、雄大な景色がグルリと取り囲んでいます。
「岩樋山から道後山へ」 撮影 Abe
下の写真の後方が岩樋山の頂上です。
登山道は、この先少し下った後、再び緩やかに登って行き、1271m峰、道後山へと
真っ直ぐに続いています。
台風の余波と思われる周期的な風は、頬に心地よく涼しかった。
行く先々、足許の草木の間には花々が絶えることはなく、
心ゆくまで花と雄大な景色を楽しむことが出来ました。
「マツムシソウ]撮影 Nakano
ガイドブックにも「道後山は県下随一の高山植物の宝庫」とありますが、まさにその通り。
今回の岩樋山から道後山へかけては、多くの草花と出会うことが出来ました。
登山口に「道後山の草花」の一覧が掲げてありますが、
その中で5月、8月、9月は特に種類が多く、この各月は20種類前後が見られるようです。
今回出合った草花を列挙してみますと、
ツリフネソウ、サラシナショウマ、ゲンノショウコ、アケボノソウ、マツムシソウ、ウメバチソウ、
シコクフウロ、アキノキリンソウ、キバナアキギリ、ツルニンジン、ヤマハハコ、タデ、
タンナトリカブト、ワレモコウ、ツリガネニンジン、アキチョウジ....など。
種類も多種多様ですが、見渡す限り咲いている様は素晴らしく、特に花好きならずとも
感激ものでした。
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