国道186号線を北上して温井ダムまで来ますと、ダム湖の西側(左手)に高い山が塀のように
そびえ稜線を連ねています。
大箒山の山頂はこの稜線の少し奥に位置していますので、ダム辺りからは見ることが出来ません。
上の稜線までは大箒林道が造られていますので、マイクロバスで林道終点まで上ります。
登山口は林道の終点近くにあって、ここから大箒山山頂までを往復します。
時間にして片道1時間、往復で2時間の短コ−スです。
ずっと下の方にも別の登山口がありますが倒木や、傾斜面などが多く、少人数はともかく、
今回の30数人は難しいとの判断で、今回こちらから登るのは外しました
「大箒山登山口」 撮影 Abe
温井ダムの所から大箒山林道を標高差で300m余り、道はクネクネと急に登って行きます。
最初はアスファルト舗装ですが上の方はジャリ道に変わっていました。
下の写真がその林道終点です。
ここでマイクロバスを降りて、ストレッチなどして、登山準備に取り掛かります。
ここの道端に大箒林道登山口の標識があって白線のように山へ入って行きます。
「紅葉」 撮影 Nakano
大箒山は紅葉がきれいと聞いていましたが、
この時、既に時季を外れていて、木々は冬仕度を終えていました。
ナラ、カエデ、ブナなど落葉樹が大半を占めていますので、一斉に紅葉した様は、
スバラシイのではないでしょうか。
「大箒山へ」 撮影 Abe
林道終点の大箒山登山口を歩き出してから1km程。
「大箒山」と書いて吊るされた手製の小さな標識のところで、登山道は直角に折れ曲がります。
ここら辺りから勾配が急になります。ここを登り切った上が大箒山です。
前日降った雨の影響でしょうか、表面の土が滑りやすくなっています。
クマザサを掴みながら400m余り、頂上まで真っ直ぐ登っていきます。
「大箒山々頂] 撮影 Abe
山頂は何の変哲もありません。
30人程が押し合いへし合いで、やっと留まれるまれる位の広さです。
今は葉が落ちていますから、木々の間に遠くの山々がうっすらと見えていますが
葉が茂ると展望は望めないでしょう。
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