広島登ろう会_山行の記録 トップへ 九重連山 2013.111(金)〜日(日) 前の山行記録
  今回は1000回のメモリアル登山。
  11月1(金)〜11月3(日)にかけて九重連山を縦走した。

  1968年に広島登ろう会が広島市南区の黄金山で誕生してから、
  今回の1000回達成まで45年。
  多くの人々のご努力と関与に感謝。
 
  九重連山は、大分県の竹田市久住町、玖珠郡九重(ここのえ)町一帯にかけて広がる
  山群である。
  1700m以上の標高を有する7座を擁し、主峰は久住山1786.5m。
  中岳1791mが最高峰である。

  広島を金曜日の夜10時に出発。
  夜行バスが登山口の牧ノ戸に着いたのは、まだ夜も覚めやらぬ早朝の6時頃。
  ライトを使っての洗面と、食事を済ませて6:40分に出発する。

  牧ノ戸登山口から沓掛山を越えて、その先にある西千里浜の分岐から星生山頂へ。
  山頂からは岩尾根を縦走し避難小屋前の広場へ。
  さらに天狗ヶ城山から中岳へ。

  中岳山頂からは、南側の急斜面を稲星山との鞍部へ下る。
  鞍部からは南下して、久住南登山道から久住山へと登る。

  帰りは西千里浜を引き返し、朝出発した牧ノ戸登山口へ帰ってくる。


  沓掛山-紅葉
   今夏の異常とも言える高温や、頻発した台風で今年の九重の紅葉は
  例年程ではないのかもしれない。

  しかし、沓掛山の登山道沿い。
  右手(南側)に大きく落ち込んだ大斜面。
  さらに少し進んだ星生山南麓には、雄大な紅葉が広がっていた。

  この日は、終日曇っていて、遠くの赤は少し映えなかったが、
  これに陽がさせば、なかなかのものに違いない。

    



  星生山の岩尾根縦走
   西千里浜の分岐から30分程、急傾斜を登ると星生山の頂上へ着く。
  頂上から北を望むと硫黄山の真っ白な噴気。
  そして、その先に三俣山、さらに遠く由布岳などが一望できる。
  スバラシイ展望である。

  星生山の頂上から右(東)側は全て岩尾根である。
  それは先の避難小屋の所へ降りるまで1kmほど続き、
  進むにつれて、はるか前方に久住山や中岳などが現れる。
  九重の全貌を眺めながら岩を乗り越えて進むのだ。

    



  久住山
   九重連山の主峰である。
  頂上は360度の大展望が広がる。
  ここはやはり登山客が多い。

  北方向に、朝通って来た星生山、硫黄山の噴煙、三俣山なども
  ばっちり見えている。
  南側には眼下に広がる久住高原の大展望と、そのずっと先には阿蘇などがある筈だが、
  こちらは午後の時間帯に出てきたガスが覆い隠してしまっている。

    
  
 
   所在地           大分県九重町
   歩行距離         
11km
   累積標高差        810m

   行程 
       6:40    7:16   8:14        8:54      10:00    10:55     11:23        
    牧ノ戸登山口→沓掛山→ 分岐(西千里浜)→
星生山 避難小屋 →天狗ヶ城山 → 中岳
  
    11:50-12:30     12:56       13:29    14:07   15:20       15:40             
     
鞍部 →   登山口(南登山道)→ 久住山→ 難小屋→ 沓掛山 → 牧ノ戸登山口