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馬鞍(丸倉)山〜大平山〜八重(八十)山 2014.4.20日 (日

  ほぼ1年前の平成25年3月に松江自動車道が開通し広島〜松江間が約50分短縮された。
  往復では2時間弱である。


  以前から、この道路が開通した時は、島根県北部の山へも行ってみたいという声があった。
  開通の発表を聞いて計画したのが、この幡屋三山(馬鞍山、大平山、八重山)である。


  日本海に近い地域の山だからか、3山共に標高が400m程の低山である。
  登山道と林道が3つの山を、適度なアップダウンで結んで周回している。
  松江市などの市街地が、近くにあることから、ハイキングコ-スとして整備されているみたいだ。


  登山道からは北のすぐ向こうに宍道湖や松江市街。
  南の少し遠くに比婆山、吾妻山、猿政山、大万木山などの広島県と島根県の県境の山々が
  黒々と峰を連ねるのを見ることができる。




  
眺望八重山) 
  八重(八十)山の山頂から北を見る。
  湖が目に飛び込んでくる。
  宍道湖だ。


  その東(右)岸に見えているのが松江市街。
  湖のこちら岸には玉造温泉。
  このようなアングルで撮った風景は、過去に何かで見た記憶があるような。
  

  この山頂から宍道湖までの距離は、直線でわずか数キロ。
  そして、あの宍道湖の対岸で連なっている山々の向こうには、日本海が、はてなく広がり、
  荒波が激しく打ち寄せているのだろう。
  

  
この景色を見ていると、広島からはるばる北上して、日本海すれすれの
  
島根県まで来たのだとの実感が湧いてくる。

   


  ダイセンミツバツツジ
 
 八重(八十)山を過ぎて周回コ-スも終わりに近ずいた辺り
  山塊の南側の登山道脇にダイセンミツバツツジが咲いていた。
  

  広島近郊で見るコバノミツバツツジ、ゲンカイツツジなど、紫色のツツジが
  淡い紫色で、どこか「ほんわか、ほんのり」としているのに比べ、
  同じ紫系でも濃い紅紫色。
  少し長めの形は見た目が、とても「はっきり、くっきり」している。
  

  鳥取、岡山、広島、山口、それに香川県の小豆島などに分布するとあるが、
  広島市の近郊で、この花を見た記憶はない。
  

  名前の由来は鳥取県の大山で発見されたことに依るらしいが、
  近縁にあたるユキグニミツバツツジがそうであるように、どちらかというと
  日本海側の多雪地帯に多いのだろう。


   


 
   

   所在地         島根県雲南市大東町
   歩行距離        6.0km
   累積標高差       640m

 行程                          
 10:00     10:35    11:44  12:05〜55    13:55    15:15
馬鞍(丸倉)山登山口→馬鞍(丸倉)山
→大平山→八重(八十)山→東屋
 馬鞍(丸倉)登山口