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弥 山 2014.1.日 (日)
  
   2014年、新年登山。
  恒例の宮島弥山である。
  多宝塔コ−スを登り、弥山頂上を経て、下りは博打尾コ−スを下る。
  今年の新年登山の話題は、何と言っても建て替えなった弥山頂上の展望台である。
  かく言う私達もそうなのだが、今年はこの建物目当てに多くの登山者が訪れるだろうから、
  食事の場所が問題になるに違いないと考えて、 頂上近辺での昼食は
  早々と諦めた。
  そこで、弥山山頂を谷越えに見はるかす、駒ケ林の岩の上での昼食となったが、 ここも満席で
  あった。
  しかし、日がな一日、小春日和に恵まれて、すがすがしい登山となった。




   多宝塔
   コ−スの登山口から階段を上がった、そこに多宝塔がある。
  国の重要文化財。

  僧周歓が1523年に建立したといわれる。
   高さ15.6m、下の階が四角で、その上は丸い造りに、さらにその上の屋根は四角
  という珍しい形をしている。

   本尊は薬師如来像

  この御本尊は、
明治維新の神仏分離令により大願寺に移されて現在に至る。
  建物は厳島神社に属する。

  ここは厳島合戦時、陶晴賢が最初に陣地を敷いた場所で、勝山城の跡である。
   
   

  

  駒ヶ林から見る弥山山頂
   青々というか、黒々と言うか、こんもり茂った弥山原始林の上にチョコンと白い屋根の
  建物が見えている。
  これが、新築なった弥山展望台である。
  良く見ると、屋上の屋根の上に頭が見えて、最上階の展望台に多くの人が
  登っているのが分かる。
    
    


  建て替えなった弥山展望台
   県のホ−ムペ−ジによると「弥山展望休憩所」と言うのが正式な名前みたいだ。
  昨年春から旧建物の解体が始まり、その解体瓦礫から、新築用の構造物まで
  全て梱包してヘリで運んだようだ。
  そういえば、建設用の重機もヘリで、頂上に降ろしていたのをTVがやっていた。
  
  完成は昨年の11月末ということだが、年が明けた本日の正月3日になっても、
  今なお、部分開放である。
  写真の2階部分が、手摺りの安全性に問題があるとかで、立ち入り禁止になっているのだ。
  
  しかし、この新築なった展望台目当てに、頂上は多くの登山客で賑わっていた。
  そして、頂上直下の「きえずの火」前の広場も多くの登山者でいっぱいだった。
   
  

 
      
 
   所在地          、広島県廿日市市宮島町
   歩行距離         
8.6km
   累積標高差        640m

   行程 
   9:00集合   9:38   9:44  11:34〜12:15  13:10   14:05    14:30   15:50    
   島側桟橋
→ 登山口→ 多宝塔  →
駒ケ林 弥山山頂しし岩駅→中間乗継駅→島側桟橋