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鷲ヶ頭山 2014.3.9日 (日)
  愛媛県今治市大三島の鷲ヶ頭山(わしがとうさん)へ登った。
  今までこの山は名前すら知らなかった。
  だから勿論、初めて登る山である。
  「余り遠くないところにも、まだまだ面白い山があるものだ」というのが
  登ってみての感想である。
  尾道から因島、生口島と「しまなみ海道」を渡り次の島、大三島の鷲ヶ頭山の麓にある
  大山祇神社へ。
  この大山祇神社の少し先あたりから登山道が始まる。


  大山祇(おおやまずみ)神社 
  大山祇神社は、全国に一万社余りある山祇神社、三島神社の総本社である。
  四国で唯一の大社だ。
  山の神、海の神、戦いの神として尊崇を集める。
  国宝8件、国重文75件などを有し、国の天然記念物、大楠の木などがある。
  総門(下写真)は、高さ12m総ヒノキ造りで2010年に再建された。
  大三島で、必ず訪れる観光スポットでもある。  
   
   
  


  
 岩又岩の安神山鷲ヶ頭山
   大山祇神社の背後の山が安神山及び鷲ヶ頭山である。
   全面に花崗岩が露出したピ-クがいくつも続き、その稜線に沿って登山道が付いている。
   道はよく整備され歩き易い。
   2005年の春、安神山〜鷲ヶ頭山で大きな山火事が発生して一帯は丸焼けになったとか。
   そのせいで斜面には黒こげのままの立木が残る。

   稜線では、どこに目をやっても、穏やかな瀬戸内海と、そこに浮かぶ島々が
   目に飛び込んでくる。
   
   下の写真で、海の向こうの島は大崎上島で、左側に中国電力の大崎発電所の白い煙突の先が
   見えている。
   昨年2月、あの島の神ノ峰(かんのみね)山に登ったことが懐かしい。
   あの時、神ノ峰から木江港の先に浮かぶ島に高い山が見えていたが、
   それが今いる鷲ヶ頭山だったのだ。  
   


  
安神山鷲ヶ頭山
  遠目には、まるで石ころが重なったガレバのように見えるが、近寄ってみると、見応えのある巨石が
  折り重なった岩山である。
  1つのピ-クをやり過ごすと、その向こうに又 同じような岩山が何度か姿を現す。
  木立など視界を遮るものがないので、眺望もスバラシイ。
        
   所在地         愛媛県今治市大三島
   歩行距離        6.7km
   累積標高差       570m

  行程                          
  9:34      10:48  11:23  11:54 12:12〜50 13:29  14:04  14:30
 大山祇神社 
→入日ノ滝→分岐(上)→
鷲ヶ頭山―展望所 安神山 →分岐(下)→道の駅