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吉松山〜白岳山 2014.1.19日 (日)
  
  呉市広にある吉松山〜白岳山を縦走した。
  
  元々は白岳山の西にある螺(つぶ)山まで行ってJR広駅の近くへ下山する3山縦走を
  予定していたが、 今回は大勢の参加メンバ−を考慮して2山までの縦走となった。
 
  吉松山〜白岳山は「広」 の東から南に「つい立」のように鎮座する町中の山であるが、
  自然豊かで、なかなか歩き慨のある山である。
  
  JR広駅前に9:00集合。
  駅前から国道375号線経由の「9:02発西条行き」JRバスに乗り、運賃180円の「塩焼(しやき)」
  バス停で降りる。
  すぐ道路を横ぎって、東側の路地から山隘の畑中の道を登って行き、登山口の仁方峠へ向かう。
  
  塩焼(しやき)から峠越えに「仁方」に向かうコンクリ−ト道路を最初から歩き通して仁方峠
  (吉松山登山口)を目指せばよいのだが、少し近道の畑中の道を選んだ。
  あっ、それからバス停は「しやき」と読みます。
  「しおやき」ではないのでバスのアナウンスに注意して下さい。


   吉松山の山並み
  写真は縦走した吉松山の山並みである。
  手前の白岳山の急傾斜部から見たものである。
  
  山並みの左側(西側)が「広」、右側(東側)は「仁方」の町となる。
  右手奥の高い山隗は野呂山の西端である。
  
  このように町中の山で、おまけに吉松山の標高が287m、白岳山が358mと、
  いたって低山である。
  しかし、実際に歩いてみると、なかなかのもので
、最後の白岳山の急傾斜を
  登り切った頃には「歩いたな〜」と満足感さえ覚えるのである。
   
   

  

   吉松山の縦走路
   吉松山の山頂の前後は常緑樹と落葉樹の混生林の中、落ち葉を踏みしめて
   進む。
   
   吉松山山頂から下った後、その先のピ−ク辺りからは、きれいな岩尾根となって
   ちいさなアップダウンが続く。
   
   縦走路の所々、木の間からは左手に野呂山、右手に「広の町並み」が見えたりする。
   登山道にはツツジなど灌木も多く、春には彩り豊かな花を見ることが出来るだろう。
    
    


  白岳山の急斜面
  吉松山を縦走し終えると続いて、白岳山の南斜面に差し掛かる。
  300mに近い標高差を急傾斜が一気に駆け上がっている。
  ここからの眺望は抜群で、このコ−スのハイライトである。
  
  小石や小岩混じりの、どちらかと言うと崩れやすい土道である。
  ここに「HN呉の上ちゃん」さんが300mのロ−プを張られた。
  
  しかし、300mと言えば、現地へ運ぶだけでも大変な労力に違いない。
  上の方に張ってあった 既存のロ−プと合わせると4百数十m。
  
  ロ−プは登る時の補助と同時に、夏場に草が茂った時の道案内の役もあるそうである。
  この傾斜を登り切ったら、ほんの少し先が白岳山山頂である。
     
  

 
      
 
   所在地          、呉市広町
   歩行距離         
8.0km
   累積標高差        700m

  行程                          11:41
  9:02   9:21     9:50〜10:04  10:35  〜12:31  12:47    14:10   15:39    
 JR広駅
→塩焼バス停→仁方峠登山口→
吉松山 鉄塔 白岳登山口→白岳山→白岳町下山