所在地: 島根県飯石郡飯南町
歩行距離: 9km(位出谷P→渓谷コ−ス→大万木山頂→新生坊峠→毛無山→新生坊峠)
貸し切りバスでJR新幹線広島駅北口7:10分出発。三次ICからR54号線を北上、飯南町 頓原の交差点を右折して、標識を見ながら、7km程走行すると,大万木山の北側の麓、位出谷駐車場に着く。
大万木山北面には3つの登山コ−スがあり、今日登る向かって右手の渓谷コ−スは、その名が示すように、最初、豊かなブナ林の中の小さな谷川に沿って登って行く。途中から谷合いと別れて、山腹をジグザグに登ると1時間半ほどで稜線に出る。
大万木山頂は、ここから左に折れ30分程歩いた先にある。頂上を含め大万木山に眺望はほとんどないが、雄大な山容と豊かなブナ林を持つ緑豊かな山である。
山頂広場で昼食休憩を取る。毛無山への縦走路は、登ってきた反対側の、左手側滝見コ−スの上部を、標高差で200m程下り、ここにある地蔵尊前の分岐を右(東)に向かう。
40分余りで新生坊峠。大万木山と毛無山の真ん中辺りの、この鞍部に、島根県と広島県に通じる立派な林道が通じている。
広島県側のずっと先は国道を経て、庄原ICに。
ここにバス(29人乗りサロンバス)に待機してもらい,さらに毛無山を目指す。山頂へは往路1時間足らずである。
途中の毛無山展望台からは、北の方角に広大な展望が開ける。
最後の少し長い急坂を息を切らせて登りきると毛無山。
山名から当然木の無い山を想像していたが、以外やそこには大木も多く、風格さえ感じられるブナの森がひろがっている。
いや-これはその昔、山名を記すとき、誰かが「有」と「無」をとり違えたのではなかろうか。
頂上でしばらく腰を下ろして景色を楽しんだ後、バスの待つ新生坊峠へ引き返す。 |