写真は天狗城山を過ぎた辺りから観た、行く手の北東方向の写真である。
中野山580mは絵下山593mの南隣に、距離でわずか数百mの所に並んで聳えている。
絵下山が一般的に広く知られ、登る人が多いのに比べ、中野山は国土地理院の地図に
山名がないくらいで、その存在は、あまり多くは知られていない。
しかし、頂上が花崗岩の巨大岩からなる、この山には3〜4本の登山ル−トがあり、
特にJR呉ポ−トピア駅が起点となる天狗城山との組み合わせは、登り慨がある。
今回は天狗城山から登り始め、中野山南沢→中野山第二南尾根→中野山山頂と登って行く。
岩場あり、沢、尾根もある、面白いル−トだと思う。
天狗城山から中天狗を通り過ぎ、小松尾山の手前で右折して、深山(みやま)の滝方面へ
向かうと、中国自然歩道へ出る。
さらに、自然歩道を深山の滝へ向って少し下り、「中野山へ」と記された手製の標識
(地図のA地点)を見つけて、小さな沢沿いに北上する。
この沢は中野山南沢と呼ばれている。
沢ではテ−プと踏みあとをチェックしながら、何回か、沢を超えながら上がって行く。
やがて沢と別れてB地点で再び手製の標識に従い、中野山第二南尾根を登る。
ここでは標識を見落として直進しないよう注意が必要である。
中野山第二南尾根は眺望がひらけた気持ちの良いコ−スである。
ただ、登山道のシダが夏場は茂るかも。(夏に行ったことはありませんが)
頂上からは、さっき登った主尾根を下り、第二南尾根との分岐をやり過ごして直進し、
C地点の標識に従って、右折して浅い谷へ下って行く。
この谷の向こう側が絵下山である。
絵下山からは明神山を経由して、矢野の団地の上へ下山。
その後、団地内の道路をJR矢野駅を目指して歩いた。
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