どんでん返しの様な、天気の変わりようでした。 今回も直前に良い方向へ。 前日、テレビは南九州の河川の氾濫等のニュ−ス一色でした。 確か中国地方も大雨の予報。 「せめて大雨にならなければ良いが」と思って寝ました。 朝。 まず窓を開けて空を見ます。めっぽう明るいではありませんか。 JR山陽線、錦側清流線と乗り継いで、御庄駅に着く頃には薄日さえ差していました。 1両だけの錦川清流線のディ−ゼル車。 乗ってビックリ! 豪華な内装でした。 布の厚いシ−ト。全面のフロ−リング。席には、折りたたみ式のテ−ブルもありました。 ”満室”の表示がなければ開けて見たくなる程の大きさのトイレは、後から聞いた話ですが ファ−ストクラスとか。 御庄までの短い間ですが、少し豊かな気分に。 紅葉の季節など、良いのでは。 御庄駅で下車後、南下。 やがて道は川沿いに。 駅から600m程の所にある橋を渡り、左手の御庄中学グランド側を、真っ直ぐ山の方へ。 山陽自動車道の下を潜り抜けると、舗装林道が砂利道へと変わります。 ここから、さらに6〜700m先で、左手の小さな川を超えて山へ。 注意してよく見ると向こう側斜面に中電の標識が立っています。ここが登り口です。 送電線の保守道でしょうか、急な道をジグザグに登って行きます。 下の方はヒノ木林ですが、登るにつれて雑木林へと変わります。 途中一回の休憩を取り、40分も登ると合流点に。 こちらにも中電の標識と”御庄中学方面”と記した手製の表示板。 ここで左折して、なだらかなアップダウンの尾根路へ。 15分も歩くと城山があります。三角点は縦走路から少し入った所です。 城山のすぐ先には、ベンチなど置いた展望所があります。 ここは縦走路で唯一展望のある場所で、岩国市街が一望出来ます。 さらに40分ばかり縦走して、うっそうとした巨木の林を抜けると、多くの観光客でにぎわうロ−プW駅、 岩国城へと続きます。 午後からは吉香公園に向けて山道を下ります。 食事と休憩を摂った岩国城の広場から、ロ−プW駅へ引き返した先に、下界に通じる舗装道路が あります。 この道路を100m程歩き下ると、吉香公園に向けて降りる山道が有ります。 下まで20分程です。 所在地 山口県岩国市 ル−ト 御庄駅→御庄中学前林道(登山口)→御庄中学分岐→城山→岩国城→吉香公園 →バスセンタ− 歩行距離 7km(このうち2kmは登山口までのアプロ−チ歩行) 累積標高差 420m |