昨年のこの時期に計画していた竜王山(下関)であるが、豊後水道に向かって北上していた
台風を避けて、急遽行き先を道後山に変更した。
そういうことで今回は、その竜王山の再チャレンジ登山。
7時30分に新幹線の広島駅北口広場を出発。
山陽道経由で登山口のある「深坂(みさか)自然の森」にある「森の家下関」の駐車場に大型バスが着いたのが10時30分過ぎ。
往路3時間ということになる。
竜王山には数箇所の登山コ-スがある。
ガイドブックには海(西)側からのコ-スが紹介されているが、今回は溜め池がある東側の
「深坂(みさか)自然の森」から登る。
古くからの信仰の道であった海側の「吉見コ-ス」等に比べ、
こちらは比較的新しいコ-スに見える。
登山口の駐車場などが良く整備されていて登山客も多いのか、踏み込まれている感じ。
竜王山
中国山地が本州の西の果てで収束する地、そこにある最後の主要なピ-クが竜王山である。
写真は深坂溜池(みさかためいけ)の方角(南)から見た竜王山。
本州の西の果てであるから、あの山の向こう側には響灘の海が広がっている。
手前の、やや黄味を帯びた公園の木立と、向こうに黒々と聳える竜王山の中間に
深坂溜池があり、その溜池のほとりの道路に登山口がある。
まず写真左手から、稜線上の雌鋤先(めすすきざき)山を目指す。
稜線を右に鋤先(すきざき)山、最高ピ-クの竜王山と辿った後、右手の稜線を下の深坂峠へと、
こちらに向かって下ってくる。
竜王山山頂
竜王山に至る登山コ-スは、どれも樹林に覆われて、途中の展望はない。
しかし、稜線沿いのピ-クである鋤先(すきざき)山や竜王山頂からは、西の響灘や
周囲の山々への展望が開けている。
竜王山頂は写真のような、なだらかな原っぱで、洋風の吊り鐘や木のベンチも置かれていて、
多くの人がここを訪れるであろうことが容易に想像される。
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