所在地: 広島県山県郡安芸太田町
ル−ト: 三段峡聖湖口→三段滝→葭(よし)ヶ原→猿飛→三段峡横川口→奥三段峡入り口) 歩行距離: 13km 累積標高差 650m
大型バスで新幹線駅北口を7時30分に出発。樽床ダムの堰堤を渡った駐車場に9:00着。
天気予報は晴れだが、到着時パラパラと小雨が落ちる。
簡単なストレッチとル−ト説明の後、「名勝三段峡」と刻まれた石の道標から峡谷へ。いつもの登山とは逆に今回はいきなり坂道を下っていく。
残念ながら目当ての紅葉は既に盛りを過ぎている。この辺りの大方の木々に葉はなく、赤や黄の色合いを残す落葉が路に折り重なる。
11月の最初位が紅葉の盛りだったのだろうか?
今年は、ここ三段峡に限らず、どこも紅葉が素晴らしく、その時期も早かったようだ。
いやまてよ。 早いのではなく、これが本来の姿かも。
ダムに取られるからか、渓流の上の方の水量は少なく貧相だ。
しかし、先日からの雨で、いたる所に滝があり、流れに加わる。 中には数十mの落差の見事な滝もある。
そして支流と合流する所の出会滝を過ぎる頃には、随分勢いのある流れに変わる。
出発から2時間ほど、三段滝が見事な姿を現す。水がうねり白いしぶきが飛び散る。
3年前、滝つぼが水枯れで静かな淵だったのとは大違いだ。
川沿いには、なんという名であろうか淡いきれいなピンク色に紅葉する木がある。 このような色の紅葉は始めて見る。又ところどころで山もみじが、真っ赤に色ずいている。
この辺りまで来ると、もみじ狩りの観光客も随分多い。狭い路を止まって端によけながらやり過ごす。
12時、葭(よし)ヶ原に到着。一時間ほど昼食と休憩。
午後からは、猿飛から三段峡横川口へ、そこからさらに川沿いに登り奥三段峡の入り口を目指す。
猿飛では水量が多く渡船が運休。二段滝は見ることが出来なかった。
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